現在、リハビリテーション科には理学療法士14名、作業療法士5名、言語聴覚士1名がおり、外来・入院・通所(1時間以上-2時間未満/運動特化型)・訪問リハビリテーションを提供しています。地域の皆さまが安心して暮らせるよう、予防~生活期までの幅広いリハビリテーションができる体制を整えています。患者さま・利用者さまの心身機能の改善を図り、最大限の能力を引き出した上での生活を過ごしていただけるよう、効果的かつ効率的なリハビリテーションの提供に努めています。スタッフ一同で患者さま・利用者さまお一人お一人のニーズに寄り添ったリハビリテーションを行います。丁寧な対応と活気ある環境で地域の皆さまの生活を支えていきます。
- 理学療法では、病気・ケガ・高齢・障害などによって運動機能が低下した状態にある方に対し、運動機能や基本的動作能力の維持・改善を目的としたリハビリテーションを行います。また、必要に応じて、温熱療法・電気療法などの物理療法を行い、痛みの緩和や循環の改善を図ります。
- 作業療法では、身体または精神に障害がある方に対して食事・整容・更衣・排泄・入浴等の日常生活動作及びその他の応用的動作能力、社会的適応能力の回復を目的としたリハビリテーションを行います。
- 言語聴覚療法では、構音障害や音声障害、認知症等の言語障害、失語症等の高次脳機能障害、聴覚障害等のコミュニケーションに問題がある方に対し、症状に合わせたリハビリテーションを行います。また、摂食・嚥下障害に対して、嚥下機能の評価を実施し、食べるために必要な器官の運動や食べやすい食事形態への調整、姿勢や飲み込み方の指導等を行います。
必要に応じて、ご自宅の環境や歩行補助具等の介護福祉用具の検討や提案、介護・介助指導、自主トレーニングや生活指導等も行いながら、在宅生活を支援していきます。