放射線科(画像診断検査)
放射線科では、病気の診断・治療のため各種検査を実施しております。
X線(レントゲン)を用いて、胸部や腹部、骨などの身体のあらゆる部位の撮影をする一般撮影、脳血管疾患などの初期診断や各種臓器の疾患の診断に欠かせないCT検査、高齢化による骨粗しょう症を調べる骨塩定量、予防医学を推進する検診業務などを実施しております。
これらの業務は、すべて国家資格を持った診療放射線技師が担当し、「安全で安心かつ質の高い医療の提供」を目標に日々努力しております。
検査内容
一般撮影
胸部・腹部等一般単純撮影、および全骨部の一般単純撮影を行っています。
それぞれの検査部位によって、着替えをお願いしています。
湿布・カイロ・エレキバン・アクセサリー・入歯・眼鏡等は外して頂く場合があります。
透視・造影検査
少ないX線を連続的に照射して人体を透視しながら撮影を行う検査方法です。
体内の様子をリアルタイムに観察できます。
主に、胃・大腸の消化管造影、胆のう、胆管造影などを行っています。
検査時には、検査着に着替えをお願いいたします。
また、胃のバリウム検査後には、下剤を服用して頂きますが、水分を多めに摂取するようにお願いいたします。
CT
マルチスライスのCT装置が稼働しています。従来より短時間で、より精密な撮影をすることが可能になりました。
検査時に、画像の障害となる金属類がついているような服装の場合は着替えをして頂く事があります。
また頭部領域の検査の際には、ヘアピン、眼鏡、補聴器、イヤリング等は外して頂くので、ご協力をお願いいたします。
骨塩定量
X線を使った、骨の密度を測定する検査です。
当院では、DEXA法という測定方法にて、前腕部の骨で測定をしています。20秒程の短い時間、椅子に座って測定しますので、楽に検査を受けて頂く事が可能です。
超音波(エコー)検査
人間の耳には聞こえない高い周波数の音波(超音波)を体の表面から当て、返ってくる反射波(エコー)を受診し画像化したもので、空気を含んでいる肺と骨以外の、様々な臓器を検査することが出来ます。人体に影響はなく、痛みも殆どないので、繰り返し行う事が出来ます。
検査可能部位は、腹部・心臓・頸動脈・下肢動脈・下肢静脈・表在臓器など。
内視鏡検査
胃部痛、胸やけ、血便、貧血の精密検査、及び健康診断後の精密検査として経口か経鼻による上部内視鏡検査を行っています。