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岡山県倉敷市に誕生した“くらふく”。人が好き!めざしています!人間性豊かな介護福祉士!

福祉の資格

QUALIFICATION OF WELFARE

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福祉の資格 Q & A

目 次 INDEX

Q1.介護福祉士の取得は、「就職」と「進学」…
  ズバリどっちがトク?

A.進学した方がはるかに有利です ! 介護福祉士は卒業と同時に取得できます!

介護福祉士の取得方法は大きく分けて、介護福祉士養成校で取得する方法(養成校ルート)と、介護現場で3年以上の実務経験と実務者研修修了ののち国家試験合格によって取得する方法(実務者ルート)の2種類が存在します。
毎年1月に実施される国家試験の合格率は約70%、毎年6万人ほどの介護福祉士が誕生しています。しかし、2025年には約32万人、2040年には約69万人の介護人材が不足するといわれています。

このような状況から養成校ルートでは、国家試験を受けなかったとしても、また、国家試験が不合格になったとしても、卒業と同時に「5年間の有効期限」が付いた介護福祉士が取得でき、さらに、卒業後5年間介護事業所に勤務することで有効期限は解除され永久資格になる制度が存在します。介護福祉士の資格証には5年間云々は記載されず、国家試験合格者とほぼ同じ資格証となっています。
また、卒業後5年間介護事業所に勤務しなかった場合でも、卒業後6年目からは准介護福祉士の資格に切り替わり、国家試験合格後改めて介護福祉士として登録できる仕組みとなっています。

これに対し、実務者ルートでは2016年度の国家試験から実務者研修の修了が受験資格に義務付けられてから、それまで約15万人いた受験者が約8万人と激減し働きながら資格を取ることの大変さが如実に現れた結果となっています。

以上「かいごのごかいQ1、Q2」でも述べたことも含め、介護業界では早めに介護福祉士を取得した方がはるかに有利であり、結果的には「勝ち組」となっています。

Q2.社会福祉士と介護福祉士、先に取得するならどっちがトク?

A.就職と待遇と将来性を考えるなら、断然、介護福祉士です。

社会福祉士は福祉サービスの相談援助を専門的に行うことを目的に作られた国家資格です。 主に、福祉系4年制大学に進学し、国家試験合格を経て資格を取得できますが、その合格率は約30%で非常に難関な資格となっています

社会福祉士として活躍できる職場には、福祉事務所や児童相談所などの行政機関、障がい者事業所や社会福祉協議会などがありますが、これらの事業所の求人はとても少なく、就職するには非常に高い競争率になっています。
しかし、高齢社会を反映し、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護事業所からは多く求人があり、福祉系大学新卒者の大半はそこに就職していきます。

介護事業所での相談業務の対象者はご利用者のご家族、つまり50代後半から60代の方が中心で、 実際の業務では資格の専門性のほかに「豊かな社会経験」も必要となっています。そのため 各介護事業所では新卒者に直ぐに相談業務を任せることはなく、通常、数年間介護業務を経験させたのち、適性に応じて相談業務に配属しています。

そして、そういった方の多くは、介護業務を行っているうちに「介護の待遇」やその仕事の素晴らしさに気づき、入社後3年目に実務者ルートから国家試験にチャレンジして介護福祉士を取得されています。さらには介護福祉士をベースにケアマネジャーを取得し、ケアプラン作成を中心とした相談業務や介護事業所の管理者(事業所長等)などを任せられているケースも数多く見受けられます。

さらに、近年の制度改正により、多くの市町村では介護事業所の相談業務は、社会福祉士や社会福祉主事任用資格のほか介護福祉士も可能となりましたので、必ずしも社会福祉士等が必要というわけではなくなりました。

でも、大卒の学歴は欲しいし、社会福祉士も捨てがたい…
そんな場合には介護福祉士養成校から福祉系大学への3年次編入をお勧めします。
その方が学生時代の4年間で両方の資格がめざせますし、何より経済的なメリットがはるかに大きいのです。就職後、ムダな時間とお金、そして苦労を背負わないで済むのです。

Q3. 「医療的ケア」って何ですか?

A. 介護福祉士に認められた「医療的ケア」とは…

2011年6月、社会福祉士及び介護福祉士法の一部改正により、国は医師の指示に基づいて行われる喀痰吸引などの日常生活を営む行為に必要な支援を介護福祉士に認めました。この介護福祉士に認められた医療行為を総称して「医療的ケア」と言います。
介護福祉士が「医療的ケア」を行うには、法規定により、次の  か ② の要件に該当する教育課程を受け「医療的ケアの資格」を取得する必要があります。 当然ながら「医療的ケアの資格」を取得しない限り「医療的ケア」の業務を行うことはできません。
今後は資格名は同じ「介護福祉士」でも、「医療的ケア」ができる介護福祉士と、そうではない介護福祉士に分かれていくことになります。

①2016年度以降に介護福祉士国家試験を受験する方
国家試験を受験するためには、介護福祉士養成校(介護福祉士を養成する専門学校・短大等)、実務者研修養成事業所(3年実務者の450時間研修を行う学校) ともに医療的ケアの「講義 50時間(34コマ)」と「演習」は必須となります。
介護福祉士取得後(国試合格後)、「実地研修(医療的ケアの実習)」の修了をもって医療的ケアの資格が取得できます。

②介護福祉士を取得している方
2012年度から新たに設置された「医療的ケア登録研修機関」で、医療的ケアの「講義 50時間」と「演習」を受講し、「実地研修」の修了をもって、医療的ケアの資格が取得できます。


本校は、岡山県で「医療的ケア登録研修機関」の認可を受けた介護福祉士養成校です。

【参考 厚生労働省ホームページリンク】
制度周知パンフレット医療的ケア研修課程研修程度の審査研修カリキュラムの概要