令和7年8月4日(月)に社会福祉法人薫風会特別養護老人ホームみどりの杜を会場に「高齢者施設における感染管理実施研修会」を開催しました。
今回の研修会は、岡山県医師会より岡山県老人福祉施設協会が研修依頼を受け備中地区として社会福祉法人薫風会が選ばれ、グループ内の職員が参加しました。
講義では、岡山大学病院感染症内科の萩谷英大医師より、高齢者は免疫が低く発熱などの症状が出にくいとして、普段との様子の違いなど、些細なことから感染のサインを読み取ることが大切だとお話しがありました。


実技では、岡山大学病院感染制御看護師による感染対策用エプロンと手袋の着脱方法の指導を受け、汚染された面が服につかない脱ぎ方などを学びました。
また、施設内ラウンドによる感染対策実地指導として、施設内を巡回し、感染対策のポイントを確認しながら備品の管理方法についてもアドバイスをいただきました。




このたびの研修会を通じて、改めて基本的な対策の重要性と、日々の業務における徹底が不可欠であることを再確認でき、また、普段の対応を振り返る良い機会にもなりました。今後は研修内容を日常業務に反映し、施設全体で感染予防に努めてまいります。